四大カニ

カニは嫌いですか?

四大カニの特徴など

主に冬に食べられている大きいカニには、いくつかの種類がありますので、一言程度ですが、特色などを書いておきます。

タラバガニ

エビの尾に近い弾力のある身をしていて、身の繊維も太く、カニを食べたと言う満足感を得られやすいのが特徴。 カニとして扱われていますが、ヤドカリの仲間らしいです。

ボイルされているものにかぶりつくか、焼きカニ、バター焼きなどもうまいカニです。 しゃぶしゃぶにしたり、カニ鍋にしても美味しいですが、旨みが逃げやすいカニなので、茹で具合を失敗すると味が落ちてしまいます。

ズワイガニ

食されている大型のカニで多いのが、このズワイガニかもしれませんね。 カニの旨みが強いのが特徴で、カニ本来の旨さを味わうならズワイガニが良いかもしれません。

タラバガニと比べると脚が細いので、焼いて食べたりするよりは、カニ鍋、かにすき、 かにしゃぶなどにした方が美味しく食べられると思います。 当然茹でて何もせずにそのまま頂くのも、すごく美味しいですけどね。 ズワイガニはポーションやむき身など、通販でカニ鍋セットもお取り寄せできますので、 やっぱりカニ鍋やしゃぶしゃぶなどがベストだと思います。

獲れる地方によって、松葉カニ、越前カニなどといわれていますが、獲れる場所が違うだけで、みんな同じズワイガニです。 山陰地方で獲れるものを松葉カニ、越前や福井県で獲れるものを越前カニと言い、他のズワイガニと一線が引かれ、 ブランドカニとして高額で取引されています。それ以外のズワイガニは北海道をはじめ、海外で漁獲されたものがほとんどです。

さらに、食べられているズワイガニは、先ほど説明したズワイガニの他に、紅ズワイや大ズワイがあり、 大ズワイガニはその名の通り大きく、繊維が太くタラバガニに似たような食感も持っていて、 味も濃厚で強いので、最高品質のズワイガニとされていますが、漁獲量が非常に少ないので、 ブランドカニのような金額にはなりませんが、それでも高値になります。

紅ズワイガニは安価なカニといえますが、ズワイガニの中では小ぶりで脚も細いです。 鮮度の問題もあると思うのですが、美味しい紅ズワイガニにめぐり会えたことがないので、 今後自分で購入して食べることはないと思います。

毛ガニ

甘味の強さと細かい繊維の身、そしてなんと言ってもカニ味噌派の人には、ほっとけない存在が毛ガニではないでしょうか。 たらばやズワイよりも小ぶりなカニなので、身をかき集めるのが大変ですが、甘味のある身と濃厚なカニ味噌に取り付かれると、 毛ガニばかり食べてしまうと思います。 通常は姿売りにされているので、浜茹でされたものを買って、届いたものをそのまま頂くのが一般的です。

花咲ガニ

幻のカニと言われているカニで、漁獲量も少なく、シーズンも普通のカニよりも早いためか、あまり知られていないカニです。 ヤドカリに分類されているので、身質はタラバガニに似ています。 花咲ガニだけを食べるツアーまであるらしいのですが、タラバ、ズワイ、毛ガニの方が美味しい気もします。 直接食べても普通に美味しいですが、出汁が特徴のカニなので、汁物で頂くと良いでしょう。

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